プロフィール

要 友紀子(かなめゆきこ)

  • 1976年6月11日生まれ(46歳)大阪府出身、和歌山県育ち。
    専修大学経営学部中退。
  • 2022年6月 第26回参議院議員選挙 立憲民主党比例代表候補として立候補17,529票を獲得。

アジア太平洋地域23カ国47団体のセックスワーカー団体のネットワーク組織APNSW(Asia Pacific Network of Sex Workers)運営委員。
世界105カ国349団体のセックスワーカー団体のグローバルネットワークNSWP(The Global Network of Sex Work Projects)運営委員。
性産業で働く人々の健康と安全のために活動する団体SWASH(Sex Work And Sexual Health)メンバー。

過去の経歴

要友紀子写真

著書

「セックスワーク・スタディーズ 当事者視点で考える性と労働」(日本評論社、2018年、共著)、「統べるもの/叛くもの――統治とキリスト教の異同をめぐって」(新教出版社編集部編、2019年、共著)、「社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本」(社会評論社、2020年、共著)、「風俗嬢意識調査126人の職業意識」(ポット出版、2005年、共著)、「売る売らないはワタシが決める」(ポット出版、2000年、共著)、「性を再考する 性の多様性概論」(青弓社、2003年、共著)、「『オネェ』がメディアにモテる理由」(春秋社、2013年、共著)等。

執筆活動

社会学の権威的雑誌「社会学評論」(2020年)でセックスワーカー運動に関する論文が掲載されたほか、「朝日の論壇委員が選ぶ今月の3点」(2018年と2020年)では障害者の性の権利論や当事者論の論考が選ばれ、宮崎哲弥氏の新聞連載「論壇時評」(2000年)ではメディア表現規制に関する論考が紹介されるなど、取り組む社会課題は幅広い。 テレビでは、2013年にNHK「あさイチ」で特集(「女性の貧困~追い詰められる母親たち~)が組まれ、活動の密着取材が放送された。

研究調査・事業

【研究協力】2000年4月~2001年3月 厚生科研「日本在住の CSW における HIV、 STD 関連知識・行動及び予防・支援対策の開発に関する研究」

【センター事業】2004年12月~2005年12月 セックスワーカーのためのコミュニティセンター事業

【啓発事業】2005年4月~2012年3月 東京都エイズ啓発拠点事業

【調査】2006年11月~2007年11月 UNODC(国連麻薬犯罪事務所)「外国人セックスワーカーの人身取引に関する調査」

【研究協力】2009年4月~2010年3月 厚労科研「個別施策層(とくに性風俗に係る人々・移住労働者)の HIV 感染予防対策とその介入効果に関する研究」

【啓発事業】2011年12月~2014年3月 大阪府地域再生医療基金「HIV・エイズの正しい知識の普及啓発及びまん延防止事業(個別施策層への普及啓発)」

【相談業務】2016年9月~2017年3月 公的相談事業の相談員

【啓発事業】2020年1月~ エイズ対策関連事業

その他、大学の研究協力多数

 ACTIVE 

メディア掲載・執筆・講演の活動歴

  1. 「(ひと)要友紀子さん 風俗業従事者を支援しない国の方針に反対の声を上げた」5/30朝日新聞(ひと欄)
  2. 「性風俗産業はなぜ保護者支援制度から一時除外されたのか セックスワーカー団体代表」(5/8 毎日新聞、単独インタビュー掲載)
  3. 「子育て世代への新型コロナ支援金、なぜ夜の街で働く人には不支給?支援団体が方針見直しを要望」4/2 buzzfeed (コメント掲載)
  4. 「休校に伴う助成金、風俗業は対象外「職業差別」批判も」4/3朝日新聞(コメント掲載)
  5. 「厚労省『口ごもる部分が…』なぜ風俗業は支援対象外」4/3朝日新聞(コメント掲載)
  6. 「ナイトクラブや風俗業、休業補償の対象外 厚労省『公金助成ふさわしくない』に批判」4/4毎日新聞(コメント掲載)
  7. 「<新型コロナ>保護者の休業助成、風俗業除外 見直し求め支援団体要望書」4/4東京新聞(コメント掲載)
  8. 「コロナ対策の休業補償 あからさまな夜職差別に批判殺到」4/4日刊ゲンダイ(コメント掲載)
  9. 「コロナ失業と30万円給付の壁に悲鳴を上げる『夜の街』の女性たち」4/10ダイヤモンドオンライン(コメント掲載)
  10. 「風俗関係者の補償除外にデリヘル嬢「悪意しか感じられない」 “官製差別”は憲法違反だ」4/14 AERA (コメント掲載)
  11. 「福島)夜の街も苦境 コロナ」4/17朝日新聞東北(コメント掲載)
  12. 「特集『キャバクラ・性風俗・クラブの現状と補償問題~緊急事態宣言でより強い自粛要請』要友紀子×布施えり子×磯部涼×荻上チキ」4/8 TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」(ゲスト出演)
  13. 「『コロナと風俗嬢』セックスワーカーに伝染しうる分断」5/3朝日新聞(コメント掲載)
  14. 「『風俗業』の親はなぜ排除されたのか 問われる『まなざし』、新型コロナ休業補償巡り」5/20共同通信(コメント掲載)
  15. 「『ラブホだから火事消すの止めるとはならない』持続化給付金不支給が国会の議題に」5/22しらべぇ(コメント掲載)
  16. 「『生きるか死ぬか、戦争みたい』風俗で働くセックスワーカーたち。公的支援の『壁』は【新型コロナウイルス】」6/11ハフポスト(コメント掲載)
  17. 「持続化給付金、なぜ風俗業は対象外? 中小企業庁「過去の政策との整合性がとれない」6/15 BuzzFeed Japan(コメント掲載)
  18. 「性交渉でコロナは感染するのか?専門医に聞いた『抗体があっても…』」6/2週刊SPA!オンライン記事および6/9・16合併号(コメント掲載)
  19. 「セックスワーカーを含むすべての人の尊厳を守れ SWASH代表・要友紀子氏インタビュー」紙の爆弾2020年8月号、p.32-37(単独インタビュー記事掲載)
  20. 「変わる世界、課題も浮き彫り コロナで見えた女性と社会 『職業差別』共有されず」8/7信濃毎日新聞、8/11中部経済新聞、8/12南日本新聞、8/16千葉日報、8/21西日本新聞、神奈川新聞(要友紀子単独インタビュー記事掲載)
  21. 「コロナ禍で槍玉に挙げられる 性風俗店は全廃すべき社会悪なのかSWASH代表・要友紀子が問う『藤田孝典さんに聞いてみたい。風俗より素晴らしい仕事って何ですか?』」実話BUNKAタブー2020年10月号所収、p130-133(単独インタビュー記事掲載)
  22. 「コロナの補助金で対象外の性風俗業者が国を提訴へ 職業に貴賤ないはずだ」AERA9/14発売号、p.24-25(コメント掲載)
  23. 「AV女優・紗倉まなと考える”性産業は廃止すべき?”賛成派と反対派が徹底討論! なぜ労働と認めないのか 事業者は女性を搾取?」(Abema Prime9月25日)
  24. ‘Shocking discrimination’: Japan’s sex industry cries foul over exclusion from government aid」Japan Times 10月4日(コメント掲載)
  25. 「性風俗業者はなぜ給付金を受け取ることができないのか」毎日新聞まいもく10月8日
  26. 「薄っぺらい女優ヨイショは「女性の尊重」じゃない。セックスワーカーの権利や安全を守るということ」(澁谷果歩と要友紀子の対談)WEZZY、10月25日
  27. 「エイズ対策のキーパーソンたち 片手間でやるはずが、社会規範と闘うことも辞さず!セックスワークの現場でワーカーの健康増進に取り組む要さんに突撃インタビュー!」南海堂通信2020年冬号(単独インタビュー掲載)

【支援者としてこれまで受けた研修や訓練】

  • 性暴力被害者支援アドボケーター養成基礎講座(大阪ウィメンズセンター主催)
  • 性暴力被害者支援アドボケーター養成実践講座(大阪ウィメンズセンター主催)
  • 犯罪被害者支援員養成講座(大阪被害者支援アドボカシーセンター主催)
  • DVサバイバー支援者のためのファシリテーター養成講座(東京YWCA主催)
  • DVサバイバーと協働するための支援者トレーニング(東京YWCA主催)
  • 労働相談員トレーニング(働く女性の全国センター主催)
  • セクシュアルマイノリティ相談員研修(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター主催)
  • エイズNGO指導者研修(エイズ予防財団主催)
  • 性暴力被害者の支援者研修 SAFERプログラム(NPO法人レジリエンス主催)
  • デートDV予防啓発支援員研修(NPO法人レジリエンス主催)
  • 解離の研修(NPO法人レジリエンス主催)
  • ストーカー被害者支援研修会(NPOヒューマニティ主催)
  • 「アラン・ジェンキンス氏ワークショップ」(RRP研主催)「加害者の変化は可能か? ~加害者臨床の第一人者、A.ジェンキンス先生に学ぶ~」アラン・ジェンキンス氏(オーストラリア クリニカルサイコロジスト.)&高野嘉之氏(John Howard society of Grande Prairie)によるワークショップ